足球彩票4年4月13日(水)九州電力熊本支社による協力講座「エネルギーと社会」が開講されました。
開講に先立ち、本学教員から協力講座の趣旨等について説明があり、九州電力熊本支店 企画?総務部企画グループの上田聡鑑講師が教壇に立たれました。
上田講師は、講義の冒頭にご自身の略歴についてお話しされた後、全15回にわたる講義計画の概要を学生へ説明し、この授業で現在のエネルギー政策が直面している課題について考えることで、自分の頭で様々な課題について考える練習をしてほしい、と述べられました。また、本講義ではフィールドワークとして九州電力の設備見学を予定していることにも触れられました。
その後、第1回目の講義として、そもそも「エネルギーと社会」について考えるにあたり、「エネルギー」及び「社会」とは何なのか、ということの定義づけをされました。その上で、人類の発展とエネルギーの利活用が密接に結びついていることを、様々な事例を紹介しながら解説されました。
また、電気が我々の生活において欠かすことのできないエネルギーであることを説明されました。二次エネルギーである電気を作るには、多量の一次エネルギーが必要であり、従って、エネルギー問題について考える時、電気について考えることが合理的であること等を説明されました。
受講した学生は、人類発展の歴史とエネルギー利用との関りや、エネルギーにおける電気の位置づけを学び、現代社会において電気は生活と切り離せないものであることを再認識し、身近な社会課題について考えるきっかけを得ることができました。
【協力講座とは】
本大学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンとして、地域実学主義に基づく教育を学生に提供するための各種取り組みを行っています。
この取り組みの一環として、企業の持つ実践的知識を学生に提供する機会を設けることを目的に、平成19年度から企業等と協定を締結し、協定先の企業等が本学の正規の授業について担当する「協力講座」を実施しています。
【足球彩票4年度に開講される協力講座企業名】
九州電力株式会社 熊本支社
西日本電信電話 株式会社 熊本支店
株式会社 熊本日日新聞社