足球彩票6年度足球彩票立大学大学院秋季入学式を足球彩票6年(2024年)9月20日に本学大会議室で行いました。本学では、大学院で学びたい方、特に社会人や留学生の利便性に応えるため、平成24年度から大学院博士後期課程に秋季入学制度を導入しています。
今年度は、環境共生学研究科博士後期課程に3名が入学し、2名が式に出席しました。
堤裕昭学長から、「20世紀後半、1970年代?1980年代頃には、来る21世紀にはさらに科学技術が発達して、近未来の社会は何不自由のない、便利で快適な生活を送ることができるバラ色に輝く社会を想像し、その時が訪れることを多くの人々が待望していました。ところが、実際に21世紀に入ってみると、地球温暖化の進行に伴う異常気象が多発し、それに伴う自然災害も頻発しています。暑くなる気候に、既存の生態系は適応できずに、至るところで自然のバランスが崩れつつあります。また、このことに呼応するかのように、国際社会は不安定化して、様々な場所で争い事が起きています。今こそ、我々には英智が求められています。我々がこの地球で暮らしていくためには、大量のエネルギーや食べ物が必要です。そのことは、地球の自然の改変を伴います。しかしながら、自然を破壊しては、我々はこの地球に存続することはできません。この自然とのバランスをとりながら、人間社会をいかに発展させていくことができるのか、これは我々がこの地球で存続していく上で、追い求めていく永遠の課題の1つと言えるでしょう。本日、本学の大学院環境共生学研究科博士後期課程に入学し、博士号の取得を目指す皆さんは、それぞれ、環境問題について研究し、それに関する理解を進め、将来どのように対処していくべきかについて熟考してください。3年後、博士号を取得して、熊本を離れて新しい場所へと赴き、まさにその環境問題の最前線に立つことになるでしょう。本学の大学院で得た知恵や技術を活かして、それぞれが向き合うこととなる人間社会において、その健全な発展に貢献できる人材に成長されることを祈願します」と式辞がありました。