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「高度グローバル人材育成プログラム」学生隊員現地レポート【タイ便り vol.1-2(門脇左和さん)】

アドミニストレーション研究科国際関係学専攻 博士前期課程 門脇左和

こんにちは!現在「高度グローバル人材育成プログラム」に参加し、タイの中高一貫校に環境教育隊員として派遣中の門脇左和です。はじめに、なぜ私が「高度グローバル人材育成プログラム」に参加することを決めたかお話しさせていただきます!

私が本プログラムに参加しようと考えた動機は、第一に、JICA海外協力隊や国際協力に興味を持っていたから、そして第二に、より専門的な知識やスキルを学びながら国際協力に参加したいと思ったからです。

私は中学生の頃に国際協力に興味を持ちました。その時にJICA海外協力隊派遣の存在を知り、将来は自分もJICA海外協力隊として国際協力に関わりたいと思うようになりました。大学生の頃にはカンボジアで建築ボランティアに参加し、チームで依頼家族のために家を作るという活動を行いました。やっと海外でボランティア活動ができたことを嬉しく思う一方で、言語スキルや専門的な建築技術もない中行った活動だったため、現地スタッフに頼りすぎた部分もあり、どこかお客さん感覚で過ごしてしまったなと悔いが残った経験でもありました。

「国際協力」に携わる上で、活動での専門知識やスキル、基本的な言語能力は、ボランティアを受け入れる側のためにも、自分自身が自信を持って自主的に活動をするためにも最低限必要なことだと実感しました。

しかし、残念なことに新型コロナウィルスの影響で、その後は海外派遣に行くことができませんでした。卒業が近づき進路について考えた時に、もっと国際協力の経験をしてみたかったという心残りが強く、新卒でJICAに応募してみようと考えました。そこでJICA海外協力隊派遣の説明会を聞きに行き、本学の「高度グローバル人材育成プログラム」の存在を知りました。本プログラムは、学習者としてアカデミックな視点から「国際協力」や国際協力活動に必要なマインドなどを包括的に学ぶことができるという点で魅力があると感じており、国際協力に携わる上での必要な知識やスキルを身につけるために重要なステップになると考えています!!!

次に、4月16日から6月27日の期間で参加したJICA派遣前訓練についてお話しします!派遣前訓練は福島県二本松市のJICA二本松訓練所で行われました。訓練所では朝から夕方まで、主に語学訓練と海外生活のための講座(安全対策、健康管理など)を受けます。タイ語学習は難しいながらも、私のクラスの授業ではタイ語の単語を覚えるために単語のイラストカードを自分たちで作って教室に飾ったり、課外授業として公園やカフェに出かけてタイ語を使ったりととても楽しかったです!!語学班の他に、生活班がありフィールドワークを行なったり、班員の誕生会をしたり、休日遊びに行ったりして年齢や出身、職種、派遣国はバラバラですが今でも連絡を取り合って互いに支え合える大切な友人になりました!訓練生が企画する運動会や文化祭などにも参加し、広く人間関係を作ることができ、とても充実した訓練生活になりました!!!

最後に、タイ着任後のタイの印象についてシェアしようと思います☆タイ派遣隊員は訓練終了から2ヶ月ほど空いて、9月4日にタイに到着しました。到着後1ヶ月間はホテルに滞在しながら、バンコクの語学学校に通い、JICAタイ事務所で経理や安全対策、健康管理などに関する講義を受けました。バンコク市内は想像以上に都会でとても驚きました。熊本よりはるかに都会でした笑。電線がぶら下がっていたり、歩行者優先ではなかったり、危ないところもありますが、アクセスも良く、飲食店やモールも沢山あって基本的にはなんでも揃っている環境でした。授業後や休日はバンコク市内を視察したり、マーケットでタイ料理やタイのフルーツを食べたりしてタイ文化を楽しむことができました。 タイ人の印象としては、面倒見が良く、穏やかな人が多いなと感じています!10月3日にはバンコクを離れ、私の任地であるタイ東部のラヨーン県に到着しました!今タイの学校は学期間休み中なので学期が始まって生徒たちに会うのが楽しみです。ラヨーンは工業地域で日本企業の工場も多く日本人も多いそうですがまだ出会えていません!また、ラヨーンは海が近く海鮮も有名です?( ‘Θ’ )?同僚の先生方が開いてくれた歓迎会では美味しい海鮮料理を沢山食べました!!カウンターパートの先生や同僚の先生方はとても優しく、ご飯を食べに連れて行ってくれたり、学校を案内してくれたりと、とてもお世話になっています。学校が始まったら本格的に活動がスタートするので、早く馴染めるように先生や生徒と積極的にコミュニケーションを取りたいと思います!!!

タイ寺院(ワットサケット)観光
タイの衣装試着

派遣された中高校での自己紹介

ラヨーンの海鮮料理

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国際教育交流センター

FAX:096-234-6967