国際教育交流センター（CIEE）では、2025年6月9日（月）の昼休みに、プロの英語落語家である喜餅様を迎えて、Global Lounge スペシャルcafe足球彩票として「英語落語English RAKUGO」を開催しました。

　まず初めに、落語の歴史やダジャレが入った短い物語の紹介がありました。扇子を箸のように使ってそばを食べるしぐさや、手ぬぐいをとっくりの形に変えて、お酒を注ぐ様子を再現され、参加学生とジェスチャーだけでリンゴを投げあったり、会話をしながら、豊かな表現力を披露されました。人の想像力があるから落語の世界が続いていると話されたことが印象的でした。落語の演目は、「親の顔／Like Father, Like Son」を披露されました。学校の先生に呼び出された親子が、テストの回答についてやり取りをしながら、はじめの点数より、少しずつ点数が挙がっていく話を、観客の反応に答えながら披露されました。

　公演の後は座談会を開き、学生たちからの質問に答え、プレゼンテーションをする際のアドバイスを行われました。座談会に参加した学生からは「初めて英語で落語を聞いて、新しい側面から日本文化を感じることができた」との感想を得られました。今後、喜餅様はフィリピンに行かれる予定で、これからも世界各地を飛び回りながら英語落語を広めていく活動をされる予定です。