2025年11月14日(金)、熊本市教育センターの先生方のご協力のもと、学生たちは、今年度から熊本市が開催する「プレゼンテーションコンテスト」（今年度は2026年1月17日(土)開催予定）に向けた出前授業を担当しました。

今回は、熊本市立吉松小学校の6年生25名を対象に、ファシリテーターやメンターとして学生14名が授業を展開およびサポートしました。授業では、研究室で培ってきた聴衆に届く「分かりやすいスライド作成のポイント」を紹介し、プレゼンテーション?アプリケーションKeynoteの基本操作も含めて学んでもらいました。授業は、学生メンターが児童と一緒に考えながら進める、対話型スタイルで行われました。

授業後には、「今日学んだことをこれからの発表に活かしたい」「分かりやすいスライドを作ってみたい」といった前向きな感想が多く寄せられました。授業前はKeynoteをあまり使ったことがないという児童も多くいましたが、授業後には「これから使っていきたい」という声が上がるなど、学ぶ意欲が高まった様子が見られました。

今回の出前授業は、小学生と大学生の双方にとって貴重な学びの機会となりました。児童が楽しそうに学生と協働しながら学ぶ姿は印象的で、授業後のお礼状ではとても温かいメッセージをいただきました。

普段から行なっているプレゼンテーション作成のノウハウを言語化し子どもたちに伝えることで、学生自身も自分たちの学びを見つめ直す機会となり、教育と研究が結びつく有意義な時間となりました。